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「生きること」ただそれだけの約束のために

きょう 届いた 生まれたばかりの君の写真 毎日同じように 繰り返す喧騒 人々が帰りをいそぐ夕方をまわって ひとり  疲れた体で電車に飛びのる頃には たくさんの家々に 暖かなひかりが満ちていて 君がお腹の中から 生まれてくる今日まで たいせつに握ってきた掌のなかに あつまってきた天使たちがたくさんの 魔法の花束をわたす 僕は君のほほえみのために ひのあたる花壇に小さな花を植えよう そして世界中が君の誕生を祝福していることに 僕らが きょうも生かされていること に 感謝の詩をうたおう 僕がうつむくことで傷つけたあのひとは 僕を許してはくれないだろう あの日 静かにドアをしめ 哀しみを誰にももらさないように ひとりで消えていったあのひとは いったい  どこで哀しみを洗い流したのだろう 新しい命がうまれ 山がいぶき 鳥たちがうたい 川が流れ 風がほほえむ くりかえすことが僕たち人間に与えられた約束なら 消えていこうとする想いのために どんなに涙があふれても つぎつぎと生まれくる新しい命のために たくさんの幸 せがふりそそぐことを祈ろう すべての人々のために いきるための愛するうたを すべての約束が輝きわたるこの空に 血のにじんだ手であしで ぼくが天使にかこまれて目を閉じる 瞬間まで 生まれてきたことに感謝して すべてのものたちに感謝して いきるための愛するうたを すべての約束が輝きわたるこの空に 「生きること」 ただそれだけの約束のために

海へ

海岸沿いの坂道を自転車でかけおりる

その先に広がる白い砂浜
その先にこぼれ落ちる蒼い波

透明な水の中に透けて見える白い砂が
ぴかぴか水の中で ひかっているね

体をつつみこみそうな大きな浮輪にまたがって
きょうは 着古したTシャツを脱ぎ捨てよう

ほんの少し
疲れてきたように思った心を
思い切り洗濯して
お日さまの光で乾かしていこう

目を閉じて
きれいな海の中に 深くもぐって

そしたら

心の細胞まで
きっと新しくなるような気がするから




それにしても、今年の夏は暑い。
うんざりするくらい、夏らしい夏ですね~。

私の家から坂道を下りていくと、もの凄くきれいな海岸に行きあたります。

夏休みがはじまるやいなや、たくさんの人たちが訪れています。

混むのはちょっと避けたいところなんだけど...(笑)


大きな麦わら帽子に大きな浮輪、手に水筒
父さんに手をひかれ、はるばる遠くから電車に乗って出かけてきたあの頃、
こんなに海の近くに暮らすことになるなんて 夢にも思っていませんでした。

遠く離れてしまって、他界した両親にはさみしい思いをさせました。
あのころ、遠くて素晴らしい「憧れ」だった私の海は
今以上に大きくて 輝かしい存在だったように思います。


まだ、夏の海に出かけていない人
今年は「素敵な海」に出会いに行きましょう


ねっ! (^^)v




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