2011/09/17

祈り





目を輝かせながら

きらきらと笑う

あなたの突然の涙のわけに

おどろいて黙り込んだ僕は


ただ 弱虫だったんだ

「生きること」ただそれだけの約束のために

きょう 届いた 生まれたばかりの君の写真 毎日同じように 繰り返す喧騒 人々が帰りをいそぐ夕方をまわって ひとり  疲れた体で電車に飛びのる頃には たくさんの家々に 暖かなひかりが満ちていて 君がお腹の中から 生まれてくる今日まで た...